こんにちは、ニコー製作所スタッフの山内です!

今回は、7月中旬に行われた東海地区の注目レース

「平田クリテリウム」と「AACAカップ」のレースレポートをお届けします!

平田クリテリウム

開催日:2025年7月12日(土)

天候:晴れ・猛暑

カテゴリー:C1

•レース概要

この日は、地元岐阜の強豪選手に加え、関東からも実業団選手が多数参戦。高校生や大学生のフレッシュな脚も揃い、非常にハイレベルなレースとなりました。

•レース展開

朝から30℃を超える猛暑。

スタート直後からアタックが繰り返され、序盤からハイペースな展開に。

ただ、暑さもあり大きな逃げはできず、終始集団コントロールの中でレースは進行。

最終局面は集団スプリントへ。

ここで活きたのがMadone SLR Gen 8の反応性の良さと加速の軽さ。

エアロロードとは思えない踏み出しの軽さで、位置取りにも余裕をもって対応できました。

TREK Madone SLR GEN8

•結果 : 6位

最終スプリントで6位

集団後方からのまくりでギリギリ入賞!

KINAN AACA CUP

開催日:2025年7月13日(日)

天候:晴れ・猛暑

カテゴリー : 1-1 (距離 : 80km)

•レース概要

全国から実業団選手が集まるトップカテゴリーのレース。

この日も酷暑のなか、高速でタフなレースとなりました。

ボトルは体に3本+自転車に2本の計5本を用意

•レース展開

平田クリテリウム同様に序盤からハイペース。今回はホームストレートが追い風、バックストレートが爆風の向かい風となり、逃げを打つにはタイミングが重要となります。

ハイペースなレース展開で逃げに挑戦

途中15名ほどの逃げが形成され、集団とのタイム差は約20秒。

ここで、ラスト2周のタイミングで単独ブリッジを敢行。

このブリッジの場面でMadoneの巡航性能の高さと高トルク時の伸び感が本領発揮。

空力的に有利なポジションで踏み続ける中、バイクの推進力をダイレクトに感じながら逃げに合流できました。

しかし、合流後の急加速とペースアップで両脚が攣るアクシデント。

その後は無理せず流してゴールとなりました。

•結果 : 完走

ブリッジまでは良い走りができていただけに悔しさが残ります。

今回の連戦で改めて感じたMadone SLR Gen 8の特徴は、

・「軽いエアロ」という言葉がしっくりくる加速のしやすさ

・高速域での安定感と、巡航時の空気抵抗の少なさ

・スプリント時にしっかりと「戻ってくる」ような踏み応えと反応性 長時間高出力を出し続けても、ポジションが崩れにくい設計

エアロロードにありがちな“硬さ”や“重さ”を感じさせない、まさにレースの武器となる一台でした。

今後に向けて

暑さの中でのペース耐性と、レース終盤での持久的な出力維持が次の課題。

Madoneの性能を最大限に活かすには、自分のフィジカルもさらに鍛えていく必要を感じました。

次回レース予定 : 7/27 平田クリテリウム